贈与契約において財産をわたす方の人のことです。贈与契約は,契約なので,財産をわたす方の人と,財産をもらう方の人の,2人の意思表示が合致すると成立します。この財産を渡す人を「贈与者」といい,財産をもらう人を「受贈者」といいます。贈与契約は,法律上,「片務契約」という契約に分類されます。片務契約とは,契約の両当事者の一方だけが法的な義務を負う契約のことです。贈与契約の場合,贈与者は財産をわたす義務を負いますが,財産をもらう方は義務を負いません。もらうだけです。
ちなみに,無償で財産を渡す行為のうち,遺贈という行為があります。遺贈は,遺言書によって,人が亡くなると同時に財産を他人に移転する単独行為であって,契約ではありません。遺贈の場合,財産をわたす人を「遺贈者」といい,財産をもらう人を「受贈者」といいます。
遺産相続による不動産の名義変更・書換え(相続登記),預貯金や株式の遺産整理・遺産承継,生前贈与や離婚の財産分与,成年後見制度(任意後見や法定後見)や家族信託(民事信託)を使った認知症対策などなど,以下ような地域の皆さんからたくさんのご相談をいただいています。
奈良県北葛城郡
王寺町,河合町,上牧町,広陵町
奈良県生駒郡
三郷町,斑鳩町,平群町,安堵町
香芝市,大和高田市,生駒市,大和郡山市ほか