市町村役場に登録して印鑑証明書の発行を受けることができる「実印」ではない印鑑をすべて認印といいます。100円ショップなどで購入できるいわゆる三文判や,シャチハタのようなものを一般に認印と呼びます。認印は,同じものを用意することが簡単なので,社会的には軽く扱われることが多い印鑑ですが,法的効力は実印を同じです。文書の法的効力(民事訴訟法の書証における二段の推定)については,文書に押印された印鑑の印影が,「本人の印鑑」と一致するかどうかが決定的に重要です。実印でも認印でも本人の印鑑であれば同じことです。もっとも,じっさいには,その本人の印鑑かどうかをはっきりさせるのが難しいので,印鑑証明書をもって本人の印鑑かどうかが明らかになる実印のほうが民事訴訟的には有利になります。
遺産相続による不動産の名義変更・書換え(相続登記),預貯金や株式の遺産整理・遺産承継,生前贈与や離婚の財産分与,成年後見制度(任意後見や法定後見)や家族信託(民事信託)を使った認知症対策などなど,以下ような地域の皆さんからたくさんのご相談をいただいています。
奈良県北葛城郡
王寺町,河合町,上牧町,広陵町
奈良県生駒郡
三郷町,斑鳩町,平群町,安堵町
香芝市,大和高田市,生駒市,大和郡山市ほか