相続大全集

不謹慎ではありません。元気なうちに親の財産を調べる方法について具体的に説明します

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元気なうちに親の財産を調べる

説明いたします。

その内容は,こちらに詳しく書いておきました。

自分でできる!相続財産の調査方法を誰よりも詳しく説明します

どうして調べないといけないのか,調べたほうがいいのか,についてはこちらをどうぞ。

節税のスタート!親の財産を把握するのが一番大切である理由

なぜ親の財産の内容を聞きだしておかないといけないかお教えします

ということでお終い,,,

では寂しいので,ポイントだけまとめておきます。親の財産を調べるポイントは,以下の二つ。

  • 財産があるかないか調べる
  • あるとしたら,その財産の財産評価を調べる(いくら?)

財産があるかないかを調べる

まず財産があるかないかと調べましょう。あると思ってた財産がなかったということも?財産があるかないかを調べる方法は,その財産を管理している先に,決められている方法にて,調査依頼をかけることです。財産は財産でも,国が管理しているものから,民間銀行,証券会社が管理しているものまでさまざまです。正確なところを調べるには,財産ごとに,管理先にあたるほかありません。

不動産は,不動産登記法という法律にもとづいて,国(法務省)が管理しています。とくに権利関係については,登記という方法で国の帳簿に登録されているので,これを調べるのです。登記事項証明書(登記簿謄本)という登記内容の証明書を取得できるのでこれを取って調べます。取り方も法律で決まっているので,1番上の記事を参照して頑張ってみてください。分からなければ司法書士にご相談ください。

預貯金や株式は,民間銀行や証券会社が管理しているので,そちらに聞くしかありません。「残高証明書」などの書類を取り寄せれば詳細が分かります。書類の取り方は,民間機関である以上,その金融機関に個別に聞いて確認します。親に代わってあなたが書類を請求する場合,委任状も必要になるはずです。こちらも,詳しくは,上の財産調査に関するブログに書いておきました。

あるとしたら,その財産の財産評価を調べる

財産の存否と内容が正確に分かったら,今度は値段を調べます。値段といってもいろいろあるじゃない?しかし相続税で用いる財産評価は,国税庁の財産評価基本通達によります。この文書に,あらゆる財産の評価方法が書いてありますので確認してください。もっとも,財産評価基本通達は,相続等の課税時期を基準に評価しますので,いまこれによって完璧な評価をすることはできません。今現在相続が開始したらこうなるのか,という視点で評価してみてください。なお,財産によっては計算方法がややこしいので,分からなければ司法書士や税理士に相談です。

そして調べたら?

およその調べがついたら,以下の記事に書いてある方法で簡単な財産目録を作成して,プラスの財産から,マイナスの財産を差引して正味の財産額を計算してください。生命保険にも注意です。記事にもあるとおり,正味の財産額が相続税の基礎控除額を超えるようなら直ちに節税対策を検討してください。そうすると,司法書士なり税理士がよりしっかりした財産調査をしてくれます。

親の財産目録(財産のリスト)をどうやって作るか具体的な方法を説明します

まとめます。

元気なうちに親の財産を調べる具体的な方法は,,,

  1. あなた自身で,ざっとした財産の存否確認と財産評価をする→相続人による簡易な財産調査
  2. 財産が相続税の基礎控除額にはるかに下回る場合は,これ以上の財産調査は不要!
  3. 財産が相続税の基礎控除額を超えるか,微妙なラインであるときは,親の協力をもらって,司法書士や税理士に相談!
  4. そうすると,司法書士なり税理士が,より正確な財産調査をしてくれる→専門家による正確な財産調査

以上のとおりです。

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