祭祀承継者(さいししょうけいしゃ)

神や祖先の祭祀(さいし)を司る地位を継ぐ人のことです。日本国憲法は信教の自由を保障しており、現在の法律は宗教にタッチしないという考え方が取られています。相続についても同じで、祭祀を司っていた人が亡くなっても、その地位は、相続の対象にはなりません。その地位を誰が継いでいくのかということは、法律には書いてないのです。もっとも、系譜・祭具・墳墓については、特別の定めをしています。系譜とは家系図のこと、祭具とは宗教に使用される道具、墳墓とはお墓のことですが、これらは祭祀宗教と密接に関わりますので、今後祭祀を司る人が、これらも継いでいくことになっています。繰り返しますが、今後祭祀を司る人が誰になるかは、法律には書いてありません。それは、それぞれの宗教によって異なるからです。