債務(さいむ)

ある人が、特定の人に対して、ある行為をする義務のことをいいます。人が人に対して負う法的な行為義務です。反対語は「債権」です。民法は、意思自治の原則、過失責任の原則という考え方を採用していて、自分が望んだり、又は故意過失がない場合には、原則として他人に対して法的な義務を負うことはありません。自分が望む場合というのは、代表的には、契約をすることです。例えば売買契約をしたら、物を渡したり、お金を払ったりする債務が生じます。その他故意過失によって不法行為をすれば、損害賠償をする債務が生じます。債務というのは財産に関する権利義務ですから、一般に、相続の対象になります。