処分行為(しょぶんこうい)

単なる財産の保管を超えて,その財産の性質を変更する行為のことです。「処分行為」には,物理的に財産の現状を変更したり壊したりするような事実的処分行為と,不動産の所有権を第三者に移転するような法律的処分行為があります。処分行為に至らない行為を「管理行為」といいます。管理行為には,財産の現状を維持するために必要な「保存行為」と,財産の性質を変えない範囲で財産を使用する,利用・改良行為との両方を含みます。ただし,保存行為と管理行為を分けて使用するケースもあります。
なお,保存行為,管理行為,処分行為は一応以下のように分類できますが,どのような事実行為や法律行為がそれに該当するのかは,判例や裁判例,解釈によって定まります。

保存行為 財産の現状を維持するために必要な行為
管理行為 財産の性質を変更しない範囲で利用・改良する行為
処分行為 財産の性質を変更する行為