相続分(そうぞくぶん)

相続分とは,ある人に相続が開始したときに,その相続人が遺産(相続財産)に対して持っている取り分のことです。1/2とか,1/3とかいう割合で表されます。この相続分は,誰と誰が相続人になるのかという組み合わせによって,変わってきます。
なお,相続分と聞いて思いつくのは,「法定相続分」です。配偶者と子供が相続人になったときは,それぞれ1/2ずつが相続分になる,いうそれです。ただし,法定相続分が修正になるケースが4つあります。その4つとは次のとおりです。

・指定相続分
指定相続分とは,亡くなった人が遺言で相続人の相続分を決めてしまうことです。
・特別受益者の相続分
多額の生前贈与など相続の前渡しを受けている人の相続分を減らして調整する仕組みです。
・寄与分
特別受益とは逆に相続財産の維持増加に貢献している人の相続分を増やして調整します
・相続分の譲渡
相続分も財産の一つとして譲渡できます。相続人にも第三者にも譲渡できます。これがあると,相続分は変更になります。