相続法(そうぞくほう)

民法第5編相続という法律のひとかたまりの部分を「相続法」と読んでいます。相続法という独立した法律があるわけではありません。
民法は,次のように編成されています。

第1編 総則 民法の通則です。根本的なことが書いてあります。
第2編 物権 所有権など,物に対する権利について書いてあります。
第3編 債権 契約など,人に対する請求権について書いてあります。
第4編 親族 夫婦や親子など,人の身分関係について書いてあります。
第5編 相続 まさに相続関係のことが書いてあります。

なお,2編と3編をあわせて「財産法」といいます。4編と5編をあわせて「身分法」といいます。5編の相続は厳密には財産の移動について書いてあり,財産法に含めることもできそうです。ただし,単なる財産の移動ではなくて,親子や夫婦といった身分関係に連動した財産の移動であるため,普通は身分法に位置づけられています。