隔絶地遺言(かくぜつちいごん)

遺言者が一般社会と交通を絶たれた場所にあるために,普通遺言の方式で遺言できない場合にすることができる特別方式の遺言の一種です。隔絶地遺言には,一般隔絶地遺言(伝染病隔離者遺言)と,船舶隔絶地遺言(在船者遺言)とがあります。隔絶地遺言や危急時遺言といった特別方式の遺言は,遺言者が,普通方式による遺言ができるようになってから6か月生存するときは無効になります。つまり,普通方式の遺言によってやり直すことが想定されている臨時の遺言です。
なお,遺言の方式は以下のように分類できます。

普通方式
自筆証書遺言
公正証書遺言
秘密証書遺言
特別方式
危急時遺言
一般危急時遺言(死亡危急者遺言)
難船危急時遺言(船舶遭難者遺言)
隔絶地遺言
一般隔絶地遺言(伝染病隔離者遺言)
船舶隔絶地遺言(在船者遺言)