管理行為(かんりこうい)

管理行為とは,保存行為と財産の性質を変えない範囲での利用・改良行為をいいます。管理行為を超えるものは,「処分行為」といいます。管理行為には,物の修繕(大修繕は処分行為と解釈されています)のような事実行為のほか,契約などの法律行為も含まれます。財産の管理人の権限の範囲を考えるときなどに使われる概念です。例えば,裁判所に選任された相続財産管理人や不在者財産管理人は,単独で管理行為ができますが,処分行為を行うには裁判所の許可が必要になる,などです。