競売(けいばい)

売主が複数の人に物の購入の申出をさせて,一番高い値段を付けた人に売却する売買契約の方法のことです。競売の手続を国家が管理して行う場合を「公(おおやけ)の競売」といい,その中には,官公庁が滞納税金の回収のために行う「公売(こうばい)」と,民間の債権回収のために行われる「民事執行法による競売」があります。一般によく使われている民事執行法による競売は,さらに,判決などの債務名義などにもとづいて,債務者の財産を換価して債権回収をする「強制競売」と,あらかじめ設定した担保権にもとづいて債権回収をする「担保権実行」とに大きく分かれます。なお,競売は,法律上,「けいばい」と読みます。