行為能力(こういのうりょく)

民法上、自分が行った法律行為(意思表示を内容とする私法上の行為のこと)の効果を、確定的に間違いなく自分に帰属させることができる能力のことです。簡単にいうと、ひとりで完全な法律上の行為ができること。無効になったり取り消されたりしない能力を備えていることを意味します。例えば、未成年者が親権者の同意を得ないでした法律行為は原則として取り消すことができます。未成年者については、親権者などの法定代理人の同意がなければ、単独で完全な法律行為ができないということです。よって、未成年者のことを、民法では、「行為能力がない」「行為無能力者」又は「制限行為能力者」などといいます。その他、基本的に判断能力がない成年被後見人などにも行為能力がありません。