遺骨(いこつ)

故人の骨のことですが、法律的にこれをどう扱ったらいいのかについて争いがあります。まずこれが法律上の「物(ぶつ)」にあたるかどうかという問題です。「物(ぶつ)」にあたれば、人間が管理する権利の対象になります。次にこれが、「所有権」の対象になるかという問題です。「所有権」の対象になれば、遺骨について、所有権の権利の内容である使用・収益・処分がすべてできるという結論になります。そして、「相続」の対象になるかどうかという問題もあります。「相続」の対象になるかどうかという問題は、遺骨が「物」かどうか、「所有権」の対象になるかということとも関係します。これらの問題は、遺骨を、誰がどのように扱っていくのかということを考えるうえで重要です。