遺言能力(いごんのうりょく)

法律上有効に遺言をすることができる能力のことです。民法にはいろいろな能力の基準があります。一つは「意思能力」。これは、自分が何をやっているか判断できる能力のことです。「行為能力」というのもあります。これは、自分がやった法律行為を確実に法的に有効にできる能力のことです。例えば未成年者が親の同意を得ずにした行為は取り消すことができますので、未成年者には「行為能力」がないといえます。単独で、完全に有効な行為がでいないからです。「遺言能力」については、民法に、満15才にならないと遺言できないと書いてありますので、それが一つの要件です。また、「意思能力」も当然に備えていなければいけないとされます(分かっていない人の行為を認めるわけにはいかないから)。「行為能力」は必ずしも必要ではありません。