遺産評価の基準時(いさんひょうかのきじゅんじ)

遺産分けの遺産分割の前提として、遺産の評価が必要ですが、日々価値がかわっていく遺産の評価を、どの時点でもってするのかという問題のことです。遺産評価の基準時の問題は、さらに二つに分かれます。一つは、相続分(具体的相続分)を算定するための遺産評価の基準時です。これは、過去にあった特別受益(生前贈与)や寄与分(出資など)の価値を今どう評価するのかということです。もう一つは、まさに相続が開始して遺産分割をする際の基準時です。相続が開始してから遺産分割をするまでに通常時間がかかりますので、この間の価値の変動をどう考えるのかという問題です。