一身専属権(いっしんせんぞくけん)

特定の人だけが持つことができたり,使ったりすることができる権利のことです。その人の一身に専属した権利のことをいいます。特定の人だけが持つことができる一身専属権を,「帰属上の一身専属権」といい,特定の人だけが使うことができる一身専属権を,
「行使上の一身専属権」といいます。民法は,相続について,「相続人は,相続開始の時から,被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。ただし,被相続人の一身に専属したものは,この限りでない」と定めていますので,一身専属権は相続の対象になりません。