任意後見契約(にんいこうけんけいやく)

任意後見契約とは,任意後見契約に関する法律にもとづき,委任者(本人)が判断能力を喪失した後に委任者の財産管理等を行う人等を決めておくための公正証書による契約のことです。

判断能力に乏しい成人のために他の者が保護者となって財産管理等を行うための制度を成年後見制度といいます。成年後見制度には,大きく分けて二つの制度が存在します。以下の二つです。

  • 任意後見制度
  • 法定後見制度

任意後見制度によって財産管理等をする(してもらう)には,任意後見契約に関する法律にしたがって任意後見契約を締結しておきます。管理人の選定や管理人の仕事の内容は任意後見契約という私人間の契約で決まります。

法定後見制度による財産管理等は,法律どおり行います。民法や家事事件手続法という法律にもとづいて,家庭裁判所の指導監督のもと,ルールどおりに行われるのが法定後見制度です。