配当還元方式(はいとうかんげんほうしき)

配当還元方式とは,相続税の計算における株式の財産評価方法の一つであり,その株式から得られる配当金額をもとに株式の価額を計算する方式です(財産評価基本通達188に詳細)。

相続税の財産評価上,株式は以下の三つに分類されます。

  • 上場株式
  • 気配相場等のある株式
  • 取引相場のない株式

このうち,取引相場のない株式の評価方法には,以下の種類があり,会社の規模等によって評価方法を選択します。ただし,上から三つが原則的評価方法であり,ここでいう下一つの配当還元方式は例外的な評価方法です。

  • 類似業種比準方式
  • 純資産価額方式
  • 併用方式
  • 配当還元方式

配当還元方式で財産評価すべき取引相場のない株式とは,「同族株主以外の株主等が取得した株式又は特定の評価会社の株式」です(財産評価基本通達178)。