物納劣後財産(ぶつのうれつございさん)

物納劣後財産とは,相続税をキャッシュで納めることができなくて物納をする場合に,物納に充てることができる順位が他の財産に比べて後順位に指定される(劣後とは,劣っていること)財産のことです。物納は現金で相続税が納められない場合の最後の手段です。国は物納を許可して財産を納めてもらった後,これを売却して現金化したいところ,他の財産に比べて売却がしにくい財産はなるべく物納に充ててもらいたくないので,売却が困難な財産を物納劣後財産として取り扱っているのです。どんな財産が物納劣後財産になるかは,相続税法施行令19条に詳しく定められています。