保佐開始の審判(ほさかいしのしんぱん)

保佐開始の審判とは,判断能力が著しく不十分な人の権利保護のため,民法に定められた保佐制度の適用を開始し,同時に保護者である保佐人を選任するためになされる家庭裁判所の決定のことです。この保佐開始の審判は,家事事件手続法にもとづく家庭裁判所の家事審判なる裁判形式で行われます。

保佐開始の審判は,以下の者から,家庭裁判所に申立てをすることによって行われます。

  • 本人
  • 配偶者
  • 四親等内の親族
  • 後見人
  • 後見監督人
  • 補助人
  • 補助監督人
  • 検察官

審判を得るための要件は,保護されるべき本人が,「精神上の障害により事理を弁識する能力が著しく不十分である」ことです。