補助開始の審判(ほじょかいしのしんぱん)

判断能力が不十分な成人の財産管理や法律行為をサポートする必要から,民法に定められた一定の者の申立てにより,補助制度の適用開始を宣言するためになされる家庭裁判所の決定です。補助開始の審判と同時に補助人も選任されます。なお,この決定は,家事事件手続法による家事審判の形式により行われます。

補助開始及び補助人の選任を申し立てるための要件は,本人が,「精神上の障害により事理を弁識する能力が不十分である」ことです。補助開始の申立てをすることができるのは,本人,配偶者,4親等内の親族,後見人,後見監督人,保佐人,保佐監督人又は検察官であり,本人以外の者が補助開始の申立てをするには本人の同意が必要になります。