養親(ようしん)

民法上の養子縁組によって法律上人の親になった者のことです。対して、自然的な血のつながりで親になった者のことを実親といいます。養親は養子に対して実親と同様の法律的な権利を持っています。したがって、未成年の子が養子に入ると、親権は、実親から養親に移ります。
養親になるには、法律上正しく養子縁組を成立させる必要があります。養子縁組は、養親となる者と養子となる者が合意したうえで、市町村役場に養子縁組届を提出します。養親は成年の者に限ります。養子は養親よりも年下でなければいけません。特別養子縁組の場合は、養親は25歳以上、養子は6歳未満です。なお、未成年者の養親になるには、家庭裁判所の許可を得なければいけません(自分又は配偶者の直系卑属を養子とする場合を除きます。つまり、孫を養子にしたり、再婚相手の子供を養子にしたりする場合)。特別養子縁組の養親になるには、家庭裁判所の審判も必要です。