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コンセプト

陽明学者 中江藤樹

当事務所は,生活を正し,自己を修め,天に誓って正しく働くこと目的とする司法書士事務所です。
名誉や利得といった名利を第一の目的としません。ただ毎日の仕事を通して自己を修める喜びを追求しながら,延いてはそれがご依頼者の方々の本来の幸福に繋がれば有り難く思います。

四書『大学』には,「学問の究極目的は人間本来の徳を輝かせ,,,最高善に踏みとどまること」「あらゆる人間が人生に追及すべき根本目的は,生活を正すこと」とあります。
私は内村鑑三著の『代表的日本人』を読んでこの言葉に出会い本当に驚きました。東西の本を読んで心底驚嘆したのは初めての体験でした。そして同書において,日本の大いなる先哲である中江藤樹先生もこれに大変驚いて志を立てられたことを知りました。
以降,『大学』『論語』『孟子』『中庸』『孝経』ほかを学び,中江藤樹先生以来の先哲の著作を読み進めながら,日々心からの驚きを新たにしています。

私はこの職業が,正しく取り組みさえすれば,「日々の生活の中で人間本来の徳(明徳)を明らかにしていく」という命題に適う正業であることを嬉しく思っています。私はそのような決意を事務所の名称にこめて,また以上のとおりその誓いを明らかにすることをもって,これをいわゆる経営理念をお示しすることに代えさせていただきます。

なお,以下に少しだけ詳しく,かつ簡単に,事務所の考え方を記しておきます。いわゆる行動指針としてご覧ください。

1 ご依頼者との関係

この広い世界の中で,当事務所に問い合わせをいただき,ご相談いただき,お仕事をさせていただく天理や縁に感謝します。事の顛末がどのように運ぶにしろ,至誠の心がけをもって,正しい方法で,人事を尽くします。ご依頼者とお仕事を大切にします。

2 従業員との関係

この広い世界の中で,当事務所に人生を預け,力を貸していただく天理や縁に感謝します。決して無理難題を押し付けることなく,健全な心身を保って継続的に正しく勤労することができる場を作ります。事務所は分を弁え,節度を守り,適切に経営します。会計帳簿を明らかにしたうえで,利益があれば明確なルールに従って推譲します。従業員とその生活を大切にします。

3 国家・社会との関係

両親を愛敬し,その祖を愛敬し,上っては天理神明を愛敬し,国を愛敬して感謝します。ところで人道の追求は,稚心を取り除いてただ一身を修めることにあると考えます。一身を修め,そして近しいものに信頼されることが何より大切です。自分に与えられた本来の務めを果たします。言葉と行動と心に責任を持ちます。延いて,国家・社会に正しく役立つ人間となれば望外の喜びです。

4 その他

一切の責任は自分の心の働きにあることを肝に銘じ,慎独に努めます。

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