相続大全集

相続対策に必須!超重要な三つの考え方について説明します

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相続対策とは争族対策,節税対策,納税資金対策

あなたの両親も歳を取ってきた。友人知人から遺産相続で大変だったとか,いろいろ話も聞こえてくるようになった。うちの家は大丈夫かな?親父はそこそこ財産があるみたいだけど,何も聞いてないし,,急に亡くなったらどうなるんだろう。兄弟とも連絡とってないから,いざとなったら揉めたりするのかな?嫌だな,,そうそう,相続税の基礎控除が引き下げになったと聞いたが,そのあたりも心配だな,,しかし,私は法律とか税金には疎いので,何を,どう考えていったらいいのか分からない,,参ったな,,

このような方は多いのではないかと思います。さてみなさん!!

「相続対策」

という言葉は聞いたことがありますか?テレビや雑誌で相続税の話をやかましく言っているので,言いたことがある方もいるんじゃないでしょうか。でも,その意味は?というと,よく分からないという方もいらっしゃるかと思います。今日はそのことを簡単に説明します。それが,冒頭のあなたの悩みを解決する一歩になるはずです。あなたは何を悩んでいて,何をしなければいけないのか。

相続対策と言っても,その中身はおよそ三つの対策に分けて考えることができます。その三つとは次のとおりです。

  1. 争族対策
  2. 節税対策
  3. 納税資金対策

順番に,その意味するところのポイントを説明していきます。

 

争族対策

争族対策?なんか文字がおかしいですよね。「相」族じゃなくて「争」族になってる。これ,決して間違っているわけじゃありません。おそらくは資産税専門の税理さんの業界が作った言葉です。

漢字の意味からだいたい予想はつくと思うんですが,遺産相続で,一族の間に争いが生じないように対策しましょうってことです。遺産相続の争いというのはつまるところ,この2点に極まるでしょう。

  • 誰がどれだけ相続するか
  • 誰がどの財産を相続するか

この2点について,両親(被相続人)の死後に,相続分や遺産分け(遺産分割)をめぐって,あなたを含めた兄弟(共同相続人)の間で紛争が生じないようにすること,生前に対策すること,それが「争族対策」です。

争族対策は,「遺言対策」とか「遺産分割対策」などと言い換えることもできます。遺産分割で揉めないように,遺言書で紛争の芽を摘んでおく,対策しておく,というのが争族対策の中心的内容だからです。

なお,争族対策(遺言対策・遺産分割対策)を行うには,民法の専門的知識と実務知識が不可欠です。なので,争族対策は主として司法書士や弁護士が得意とするところです。もう少し言えば,遺産相続や遺言,遺産整理業務に精通している司法書士等に相談・依頼するのが大切です。

 

節税対策

相続人間に争いが生じないように対策したら,次に考えないといけないのは,節税対策です。節税対策なので,これを考えないといけないのは,相続税の基礎控除を超えるような財産を持っている人(両親など)やその相続人(子など)です。節税するのはもちろん相続税です。

節税対策は,ご両親など,財産を持っている被相続人が亡くなってからではできません。また,ご両親などが亡くなる直前になって着手しても,できることは限られています。節税対策で重要なのは,なるべく早期に,ご両親が元気なうちに着手して,計画的に,年数をかけて,進めることです。

節税対策にはいろいろあるので,また別のところで詳しく説明しますが,実際にこの節税対策を計画するのは税理士です。それも,相続税という資産税に詳しい専門の税理士です。税務の分野も専門家が進んでいて,とりわけこの相続税は奥が深く,手続きも複雑なので,専門的なノウハウの蓄積された税理士に相談・依頼しなければなりません。そういう税理士をご存じない方は,明徳司法書士事務所にご相談いただければ,相続税に詳しい税理士をご紹介したり,税理士と協働して相続対策(争族対策や節税対策)を進めることができます。

あなたの家の財産状況は,「節税対策」が必要なレベルですか?ぜったいに必要ないと言い切れますか?

 

納税資金対策

そして最後に問題になるのが納税資金対策です。読んで字のごとく,納税するための資金がちゃんと準備できているように対策することです。

相続税は資産税であって,少なくとも数千万円という基礎控除額を超える相続財産を相続した場合にだけ課税される税金です。言わば,一定以上裕福な人にだけ,しかもその手持ちの試算にだけ課税される税金です。つまり,資産を相続したんだから一部をお国に納めてくださいよ,一部でいいので,というような税金。

それなら納税資金対策なんか必要ないんじゃ?相続した遺産で支払えばいいじゃないか?と思われるかもしれません。しかしそうではないのです。

相続税は原則として現金で納付します。つまりキャッシュ払いです。対して,両親等の被相続人から相続したであろう遺産は,現金とは限りません。預貯金や上場会社の株式だとも限りません。すなわち流動性がある資産だけとは限らないのです。不動産を相続したらどうでしょう?すぐ売れる不動産ならいいですが,すぐ売れる不動産ばかりじゃありません。大きくて広くて財産的価値の高い不動産だって,それが故にすぐには買い手が見つからないこともあります。仮にすぐに売却可能な不動産を相続したとして,その他の遺産にキャッシュが少なかったらどうでしょう?現金や預貯金の遺産は少額だったらどうでしょう?相続税を納税するために,その不動産を売却するのですか?先祖代々の土地であっても売却は避けられないのでしょうか?

先祖代々の土地は売りたくありませんよね?

会社には黒字倒産という言葉があります。順調に売上げや帳簿上の利益があがっていても,手元のキャッシュがないばかりに支払いができず,経営に行き詰ることをいいます。帳簿上売上げや利益があがっていても,それはあくまで計算上のことであり,実際に入金があるまで手元に現金は来ません。対して支払いは原則現金です。儲かっていても倒産することがあるのはその為です。

相続税も同じこと。確かに遺産は相続した。国の財産評価基本通達によって遺産評価すれば,たしかに私は金持ちになったかもしれない。基礎控除を優に超える遺産相続をしたので,相続税を支払わないといけないのは仕方ない。支払わないとは言わないよ。しかし手元に現金はない。すぐ換金できる有価証券もない。困った,,,,,

と,ならないために!

想定される相続税の支払い額をはっきりさせて,確かに納税ができるよう準備するのが「納税資金対策」なのです。

納税資金対策も,節税対策に同じく,相続税に詳しい税理士に相談してします。明徳司法書士事務所にご相談いただければ,資産税や相続税に詳しい税理士をご紹介することもできます。

繰り返します。相続対策には,,,

  1. 争族対策
  2. 節税対策
  3. 納税資金対策

の三つがあります。

このうち1番重要なのは争族対策だと言われますが,そうとも言い切れない。お金だって大事です。重要なのは,この三つがあることをまずもって理解し,その三つのバランスを調整しながら,両親や相続人たる子供たちが納得できる道を探ることです。

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